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550-0013
大阪府大阪市西区新町1-8-24 FM Yotsubashi BLDG 5B
四つ橋駅から徒歩4分/駐車場あり
敷地内に8台サンキュードラッグさんの隣
敷地内に4台音を支える人力五十嵐聡センターさん横
「太ももの外側が、なんだかピリピリする……」 「触っても、皮膚の上から布を一枚隔てているような感覚がある」
妊娠中やお産の後、ふとこんな違和感を覚えたことはありませんか?
お腹が大きくなるにつれて腰が痛くなるのは覚悟していたけれど、太ももの外側だけが焼けつくように痛んだり、しびれたりするのは予想外。 「これって、よく聞く坐骨神経痛なのかな?」 「もしかして、お腹の赤ちゃんに何か影響があるの?」 と、不安な気持ちでスマートフォンを検索されている方も多いでしょう。
実はその症状、「坐骨神経痛」ではない可能性が高いのです。
聞きなれない言葉かもしれませんが、それは「外側大腿皮神経痛(がいそくだいたいひしんけいつう)」という、妊産婦さんには非常に多いトラブルの一つです。
「名前が難しそうで怖い!」 そう身構えてしまうかもしれませんが、安心してください。この痛みは筋肉の麻痺を起こすものではなく、原因さえ分かれば、改善できるケースがあります。
この記事では、産前産後ケアの専門的な視点から、以下のポイントを分かりやすく解説していきます。
「痛くて仰向けで寝られない」「歩くたびにビリッとする」という辛い悩みを解消し、心からの笑顔で赤ちゃんに向き合えるように。
まずは、その痛みの「正体」を一緒に突き止めていきましょう。

妊娠中や産後に、太ももの外側がピリピリと痛んだり、触った感覚が鈍いと感じたりすることはありませんか?
「これって、よく聞く坐骨神経痛なのかな……?」
そう不安に思ってネット検索をしている方も多いでしょう。 しかし、もし痛む場所が「太ももの外側や前」に限局しているなら、それは坐骨神経痛ではない可能性が高いのです。
ここでは、意外と知られていないけれど、妊産婦さんにとても多い「外側大腿皮神経痛(がいそくだいたいひしんけいつう)」について、坐骨神経痛との違いや見分け方を分かりやすく解説していきます。

まず、痛む場所を正確に確認してみましょう。
一般的に「坐骨神経痛」はお尻から太ももの裏側、そして足先にかけて痛みやしびれが出ます。 一方で、今回お話しする「外側大腿皮神経痛」は、文字通り太ももの「外側」や「前側」に症状が出るのが特徴です。
もし、お尻や太ももの裏側はなんともなく、太ももの外側や前だけにこうした不快感がある場合は、坐骨神経痛ではなく、この外側大腿皮神経痛を疑ったほうがよいでしょう。
「神経痛」と聞くと、「そのうち足が動かなくなってしまうんじゃないか?」と怖くなってしまうかもしれませんね。特にお腹に赤ちゃんがいる時期や、抱っこが必要な時期はなおさらです。
でも、安心してください。
この「外側大腿皮神経」は、皮膚の感覚だけを司る「感覚神経」です。筋肉を動かすための神経ではないため、症状が悪化しても足が麻痺して動かなくなったり、筋力が低下したりすることは原則としてありません。
「痛いけれど、歩けなくなるわけではない」 まずはそう理解して、過度な不安を取り除いてください。心に余裕を持つことも、痛みのケアにはとても大切です。
この症状のもう一つの大きな特徴は、痛みが強くなるタイミングです。
このように股関節が伸びている(伸展している)状態の時に、足の付け根(鼠径部)で神経が圧迫されやすくなり、痛みが強くなります。 逆に、椅子に座ったり、股関節を曲げてしゃがみ込むと、神経の圧迫が緩んで楽になることが多いのです。
「座ると楽になるけれど、立ち上がって歩き始めるとまた痛くなる」 これは、外側大腿皮神経痛の典型的なサインと言えるでしょう。
では、ご自身でも簡単なチェックをしてみましょう。無理のない範囲で試してみてくださいね。
1. 骨盤圧迫テスト(Pelvic compression test)
痛い方の足を上にして、横向きに寝てみましょう。その状態で、上から骨盤をグーっと押さえて(圧迫して)みてください。もしこれで太もものしびれや痛みが楽になるようであれば、外側大腿皮神経痛の可能性が高いです。これは、骨盤を押さえることで、神経を挟み込んでいる靭帯(鼠径靭帯)がたわみ、圧迫が解放されるためです。
2. 鼠径部(足の付け根)をトントン叩く
仰向けになり、痛い側の足の付け根(鼠径部)、特に骨盤の出っ張りの少し内側あたりを指先でトントンと叩いてみてください。 この時、太ももの外側に向かって「ビリッ」と電気が走るような痛みが放散する場合(チネル様徴候といいます)、神経がそこで圧迫されているサインです。
「あ、私の症状とぴったり当てはまる!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
名前は難しいですが、原因さえ分かれば怖がる必要はありません。 では、なぜ妊娠中や産後にこの「外側大腿皮神経痛」が起こりやすいのでしょうか?
次の章では、その意外な「原因」と、今日からできる「具体的なセルフケア方法」について詳しくお話ししていきます。

「どうして私がこんな目に?」 「ただでさえ身体が大変な時期なのに……」
原因が分からない痛みほど、不安を煽るものはありませんよね。 でも、妊婦さんや産後のママにこの「外側大腿皮神経痛」が多いのには、きちんとした身体の構造上の理由があるのです。
ここでは、なぜあなたの太ももが悲鳴を上げているのか、そのメカニズムを紐解いていきましょう。ここを理解することで、後の対策(セルフケア)の効果がぐっと高まりますよ。
まず、痛みの震源地である「現場」を見てみましょう。 外側大腿皮神経は、腰の骨から出て骨盤の中を通り、太ももの前外側へと伸びていきます。この時、お腹と太ももの境界線にある「鼠径靭帯(そけいじんたい)」というトンネルの下をくぐり抜けるのですが、ここが最大の難所です。
イメージしてみてください。ゴムホース(神経)が、ピンと張られたベルト(靭帯)の下を通っている状態です。 通常なら問題なく通れますが、何らかの原因でこのベルトが強く押し付けられたり、ゴムホースが折れ曲がったりするとどうなるでしょうか?
水が流れなくなりますよね。神経の場合、これが「痛み」や「しびれ」として現れるのです。これを専門用語で「絞扼(こうやく=締め付けられること)」と呼びます。
では、なぜ妊産婦さんはこの「締め付け」が起こりやすいのでしょうか? 主な3つの要因を見ていきましょう。

妊娠中、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれて、重心は自然と前に移動します。すると、バランスを取ろうとして骨盤が前に傾き、腰が強く反った状態(反り腰)になりますよね。
実は、この「骨盤の前傾」が一番のクセモノです。
骨盤が前に傾くと、先ほどお話しした「鼠径靭帯」がピンと強く引っ張られてしまいます。ただでさえお腹の重み(腹圧)がかかっているところに、靭帯がパツパツに張ってしまうため、その下を通る神経が強く圧迫されてしまうのです。
「お腹が大きくなってから太ももが痛くなった」という方が多いのは、まさにこの物理的な圧迫が原因なんですね。
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次に、出産時の姿勢も関わってくることがあります。 経膣分娩の際、分娩台で足を大きく広げて固定する姿勢をとりますよね。これを医学用語で「砕石位(さいせきい)」と言います。
この姿勢は、股関節を深く曲げて外に開くため、鼠径部(足の付け根)に強い圧力がかかります。 お産が長時間に及んだ場合、その間ずっと神経が圧迫され続けることになり、出産直後から太もものしびれや感覚麻痺が残ってしまうことがあるのです。これは、一種の圧迫ダメージと言えるでしょう。

そして、意外と盲点なのが、産後のケア良かれと思ってやっていることが逆効果になっているケースです。
「早く体型を戻したい!」 その一心で、骨盤ベルトやガードルをきつく巻きすぎていませんか?
骨盤を安定させることは大切ですが、巻く強さが強すぎたり、巻く位置が間違っていたりすると大変です。特に、ベルトがずり上がって鼠径部を直接締め付けていたり、骨盤の前の出っ張り(上前腸骨棘)付近を強く圧迫していると、自らの手で神経を締め上げているのと同じことになってしまいます。
「ベルトを巻くと、余計に太ももがジンジンする」 もしそう感じるなら、それは体が発している「締めすぎサイン」かもしれません。
このように、妊娠・出産・産後のケアには、神経を圧迫しやすい条件がいくつも重なっているのです。 「私の生活習慣が悪かったのかしら」と自分を責める必要はありません。これは、ママになる過程で起こりうる身体の構造上のトラブルなのです。
原因が分かれば、対策はシンプルです。 「いかにして圧迫を解いてあげるか」。
次はいよいよ、自宅で簡単にできる「症状改善のためのストレッチと対処法」について、詳しく解説していきます。これを実践して、不快なビリビリから解放されましょう!

「痛み止めを飲みたいけれど、お腹の赤ちゃんや授乳への影響が心配……」 「湿布を貼っても、全然良くならない」
そう悩んでいるママさんは本当に多いものです。 中盤でお話しした通り、外側大腿皮神経痛の主な原因は「物理的な圧迫」が多いです。つまり、痛みをごまかすよりも、圧迫を取り除いてあげることこそが、根本的な解決への近道なのです。
ここでは、お家ですぐに実践できる「神経リリース」と、生活の中で見直すべきポイントを具体的にお伝えします。
ストレッチを始める前に、まず絶対にやっていただきたいことがあります。 それは、患部を締め付けているものをすべて外すことです。
これは痛みから解放されるための第一歩であり、これをせずにストレッチをしても効果は半減してしまいます。
「良かれと思って」着けている骨盤ベルトが、実は神経をギリギリと締め上げているケースが後を絶ちません。 もし、ベルトを外してゆったりとしたワンピースやパジャマに着替えた時に「あ、少し楽かも」と感じるなら、それが答えです。
痛みがある間は、ファッションよりも身体の解放を優先してください。「締めない」ことが、最高の治療なのです。
圧迫を解いたら、次は硬くなった神経の通り道をスムーズにするストレッチを行いましょう。 これは筋肉を強く引き伸ばすストレッチとは違い、神経を滑らせて解放する(グライディングさせる)優しい動きです。
【外側のつまりを取る・クロスストレッチ】
壁の横に立って行います。転倒しないよう、必ず壁や手すりに手をついて安全を確保してくださいね。



※決して無理に伸ばさないでください。「痛気持ちいい」手前で止めるのがコツです。これにより、縮こまった骨盤の外側がストレッチされ、神経の通り道にゆとりが生まれます。
「夜、寝ている時に痛くて目が覚める」という方も多いでしょう。 仰向けで足を伸ばすと鼠径靭帯が突っ張って神経を圧迫してしまうため、寝方にも一工夫が必要です。
おすすめは、妊婦さんのリラックス姿勢として有名な「シムスの体位」の応用です。

ポイントは「膝の間にクッションを挟むこと」。 これがないと、上の足が下に落ち込んで骨盤がねじれ、結局お尻や太ももの外側が引っ張られてしまいます。クッションで高さを出し、骨盤を平行に保つことで、神経への負担を最小限に抑えることができます。
最後に、根本原因である「反り腰」をケアしましょう。 反り腰の原因となるのは、足の付け根の奥にある「腸腰筋(ちょうようきん)」の硬さです。ここが硬いと骨盤が前に引っ張られ、鼠径部のトンネルが狭くなってしまいます。
また、お尻の筋肉(臀部)が硬いと骨盤の動きが悪くなります。


いかがでしたか? これらはすべて、薬を使わずにご自身の力で症状をコントロールする方法です。
「痛いから動かさない」のではなく、「正しく動かして、圧迫を逃がしてあげる」。 この意識を持つだけで、太ももの嫌なピリピリ感は徐々に和らいでいくはずです。
さて、ここまでセルフケアをお伝えしましたが、「それでも良くならない」「痛みが強すぎて生活に支障がある」という場合は、専門家の手助けが必要です。 最後のまとめとして、「病院に行くべき目安」と「この記事のまとめ」をお話しします。

「ストレッチも頑張った。服装も変えた。でも、まだ痛い……」 「このしびれ、一生治らないんじゃないの?」
痛みやしびれが長く続くと、そんな不安が頭をよぎるものです。特に出産という大仕事を控えている、あるいは終えたばかりの時期は、精神的にも余裕がなくなりがちですよね。
ですが、結論から言います。 この痛みは、決して「一生付き合うもの」ではありません。
最終章では、この外側大腿皮神経痛がどのような経過をたどるのか(予後)、これを知れば、焦る気持ちが少し落ち着くはずです。一番大切なことをお伝えします。 外側大腿皮神経痛は、多くのケースで自然治癒します。
なぜなら、中盤でお話しした通り、この痛みの主な原因は「一時的な圧迫」だからです。 お腹の赤ちゃんが生まれて骨盤への負担が減ったり、きついガードルを外したりして、「神経を締め付けていた原因」さえなくなれば、神経はまた呼吸を始め、正常な機能を取り戻します。
「今は痛いけれど、終わりのある痛みなんだ」 そう信じて、焦らずに身体の回復を待ってあげてください。神経の修復には少し時間がかかりますが、身体は必ず応えてくれます。
「でも、数ヶ月も待てないほど痛い!」 「夜も眠れなくて、育児どころじゃない……」
もしセルフケアではどうにもならない激痛がある場合や、生活に支障が出るレベルであれば、我慢せずに医療の力を借りましょう。 整形外科やペインクリニックで行われる「神経ブロック注射」が非常に有効だと言われています。
これは、圧迫されて悲鳴を上げている神経の周囲に、局所麻酔薬を注射する治療法です。 「注射」と聞くと怖いかもしれませんが、この治療には2つの大きなメリットがあります。
妊娠中の場合は使用できる薬剤に制限があることもありますが、産後であれば積極的に検討しても良い選択肢です。
最後に、病院へ行く際の窓口についてです。 「足が痛いから整形外科? それとも妊娠中だから産婦人科?」と迷いますよね。
おすすめの流れは以下の通りです。
1. まずは「かかりつけの産婦人科」へ 妊娠中や産後すぐの方は、まず主治医に相談してください。お腹の赤ちゃんへの影響や、産後の経過を含めて判断してもらえるので安心です。
2. 専門的な治療は「整形外科」や「ペインクリニック」へ 産婦人科で「神経痛だね」と診断され、専門的な治療が必要だと判断された場合は、紹介状を書いてもらいましょう。 特に「ペインクリニック(痛みのクリニック)」は、神経ブロック注射のスペシャリストですので、痛みが強い場合には頼りになる存在です。

ここまで、太ももの外側の痛みについて、原因からケア、治療法までお話ししてきました。
妊娠・出産は、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを身体に与えると言われています。 太もものピリピリとした痛みは、「ママ、ちょっと頑張りすぎだよ」「少し緩めてもいいんだよ」という身体からのサインかもしれません。
どうか、一人で我慢しないでくださいね。 適切なケアをすれば、痛みは必ず和らぎます。あなたが笑顔で赤ちゃんに向き合えるよう、まずはご自身の身体を一番に大切にしてあげてください。

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