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産後のホルモンバランスと体重変化の関係を見る

ダイエット
産後のホルモンバランスと体重変化の関係を見る

産後に起こるホルモンの変化とは?

出産は女性の体にとって非常に大きな出来事であり、同時にホルモンバランスにも大きな変化が生じます。ここでは代表的なホルモンとその影響を見ていきましょう。

エストロゲンの減少とその影響

妊娠中はエストロゲン(女性ホルモン)が増加しますが、出産後に急激に減少します。これにより、代謝が一時的に落ち、脂肪が燃えにくい状態になります。さらに、肌荒れや情緒不安定といった不調も現れやすくなります。

プロゲステロンの変動による代謝の変化

プロゲステロンは妊娠を維持するためのホルモンですが、出産とともにその役割を終え、分泌が減少します。この変化により、自律神経の乱れや冷え、むくみなどが起こることもあり、体重減少の妨げになります。

オキシトシンと母乳育児の関係

出産後、母乳を分泌させる「オキシトシン」は愛情ホルモンとも呼ばれ、子育てにおいて重要な役割を担います。このホルモンはストレスを和らげる効果がありますが、ストレスが多いと分泌が妨げられ、食欲のコントロールが難しくなることも。

プロラクチンの働きと食欲の増加

母乳をつくるために必要な「プロラクチン」は、赤ちゃんに栄養を届ける役割がありますが、その一方で食欲を刺激する作用も。これにより、産後の過食や体重の増加につながることも少なくありません。

ホルモンバランスと体重が落ちにくい理由

なぜホルモンの変化が体重の落ちにくさに繋がるのか。その具体的な要因を見ていきましょう。

代謝の低下と脂肪の蓄積

エストロゲンの減少は基礎代謝の低下を引き起こします。これにより、普段と同じ食事をしていても、体が脂肪を蓄えやすくなります。特にお腹まわりや下半身に脂肪がつきやすいのが特徴です。

ストレスとホルモンの悪循環

育児や睡眠不足によるストレスがコルチゾール(ストレスホルモン)を増加させ、脂肪の蓄積を促進します。さらに、ストレスはオキシトシンやセロトニンの分泌を妨げ、情緒の不安定さや過食を招く悪循環に。

ホルモンによるむくみや水分保持

プロゲステロンやエストロゲンのバランスが乱れると、水分の排出がスムーズにいかず、むくみや体重の増加につながります。これにより「太ったように感じる」ケースも少なくありません。

ホルモンバランスを整える生活習慣

ホルモンの働きは意識的な生活改善によってサポートすることができます。日常に取り入れたい習慣を紹介します。

睡眠と回復力の関係

十分な睡眠はホルモンの分泌を安定させる最も基本的な方法です。特に22時〜2時は「成長ホルモン」が分泌される時間帯。赤ちゃんの夜泣きなどで難しい場合もありますが、日中の仮眠などで睡眠を補いましょう。

血糖値を安定させる食事法

血糖値の急激な上下はホルモンの乱れを招きやすいため、白米よりも玄米や雑穀を、スイーツよりも果物やナッツを選ぶと◎。食事のバランスも整い、結果的にダイエットにもつながります。

軽い運動とストレッチのすすめ

産後すぐの激しい運動はNGですが、軽いストレッチやウォーキングなどで血流を促すことで、ホルモンの働きもスムーズになります。骨盤を意識したエクササイズもおすすめです。

ストレスケアとマインドフルネス

ホルモンバランスはストレスの影響を強く受けます。深呼吸や瞑想、ハーブティーなど、自分に合ったリラックス方法を見つけましょう。無理に我慢せず、家族やパートナーに頼ることも大切です。

いつ体重が落ちやすくなるのか?

「このまま体重が戻らないのでは…」と不安に思うかもしれませんが、ホルモンのバランスが整ってくると、自然と痩せやすくなるタイミングが訪れます。

産後3ヶ月以降に起こる変化

多くの女性は産後3〜6ヶ月でホルモンバランスが徐々に落ち着いてきます。この時期から代謝も回復傾向にあるため、軽い運動や食事の見直しで体重が落ちやすくなります。

授乳の終了と体質の変化

授乳が終わるとプロラクチンの分泌も減少し、食欲が落ち着いてくる人も多いです。ただし、急に摂取カロリーを減らすと体調を崩しやすいため、段階的な調整が必要です。

体重が落ちやすいタイミングとは?

ホルモンバランスが安定し、生活リズムも整ってくる産後6ヶ月〜1年が、もっとも体重が落ちやすい時期です。この期間に焦らずコツコツと取り組むことが、成功への近道です。

まとめ:焦らずホルモンに寄り添うダイエットを

産後の体重変化にはホルモンバランスが大きく関わっています。無理な食事制限や過度な運動ではなく、まずは体の声に耳を傾け、ホルモンに優しい生活を心がけましょう。

「痩せる」ではなく「整える」を意識することで、体も心も軽やかに。自分自身を大切にする時間を作りながら、少しずつ理想の体型に近づいていきましょう。

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